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このブログはシルバーレインのキャラクター黒崎・雪姫(b43562)のキャラブログです。 この手のものに不快感を感じる方、上記の意味が良く分からない方は お引き取り下さいますようお願い致します。
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背後「昨夜、雪姫が出てくる夢を見ました。」
雪姫「あらあら・・・どんな夢だったんですか?」
背後「なんというか・・・・・色んな意味で馬鹿な夢、かな。」
雪姫「何なんですか、それは・・・。」
背後「う~ん、とりあえず文章に起こしてみましょうか・・・・」

西暦200X年

青く美しい星、地球に魔の手が忍び寄っていた
宇宙の果てから侵略者の軍勢が地球へと向かっていたのだ
これまで地球を守ってきた対宇宙用防壁『世界結界』をもってしても
この軍勢を防ぐ事は出来ないと考えた各国上層部は
侵略者と戦える特殊能力を持った子供たちを集め対侵略者迎撃軍を創設した
日本の鎌倉市に建設された銀誓館学園で訓練を受けた子供たちは
ついに目前まで迫った侵略者から地球を守るために宇宙へと上っていったのだ・・・




宇宙空間に子供たちを乗せた宇宙戦闘空母モーラット号が佇んでいる
背後には地球、眼前には無数の異形の怪物たち・・・ゴーストが侵攻してきている
モーラット号のブリッジルームでは迎撃態勢を整えた乗組員達が緊張の面持ちで持ち場についている

雪姫艦長「さぁ、始めましょう・・・・機動部隊を発進させて下さい。」
オペレーター「了解、機動部隊発進どうぞ!」

艦長の号令に合わせてモーラット号の口がかぱーっと開いて機動部隊が出撃していく
シャーマンズゴースト、スケルトン、蜘蛛童、フランケン、サキュバス
それらの起動戦力はパイロットである能力者を乗せて宇宙を駆ける
決戦が始まったのだ

戦闘は終始地球側が有利に進めていた
勝てる・・・・皆がそう思い始めた頃、ブリッジの一人が声を上げた

レーダー手「本艦前方に巨大な機影を確認!これは戦艦クラス・・・いやもっと大きい、本艦の約3倍の大きさです!!」
雪姫艦長「恐らくは敵の母艦でしょう。主砲で応戦します、機動部隊は射線から退避させて下さい。」

左右に退避する機動部隊、モーラット号が口を開き

『もきゅーーーーーーーーっっ!!!』

と主砲が発射される。
しかし、骸骨のような巨大な敵・・・・・テツオにはほとんど効いていなかった
それどころかわずかなダメージすら周囲のゴーストを食らって即座に回復させてしまうテツオ
何度ももきゅもきゅ撃ち込まれる主砲をものともせず、テツオはゴーストたちをどんどん捕食し
そのサイズとパワーを増していく

・・・・・・・・・・もう・・・・・だめか・・・・

そんな絶望がモーラット号の内外に広がり始めた時、雪姫艦長は一つの決断を下した

雪姫艦長「乗組員の皆さん・・・・・・退艦して下さい。繰り返します、総員退艦。」
乗組員A「そ、そんな!?艦長、モーラット号を見捨てるというのですか!?」
雪姫艦長「負傷者を優先して救命艇で脱出です。機動部隊は護衛について下さい。後方の味方の戦艦と合流して体勢を立て直します。」
乗組員B「艦長、私にはそんなこと出来ません!ここでモーラット号を捨てるなんて!!」
雪姫艦長「地球を滅ぼしたいと思う者は艦に残りなさい。そうでないなら・・・・脱出しなさい。」
乗組員C「だけど・・・・だけどよっ!?」
雪姫艦長「明日の勝利の為に今日の屈辱に耐える、それも私達の戦いです。どうか耐えて・・・「耐える」という戦いに負けないで下さい・・・。」

無数の救命艇ちびモラ号がもきゅ~もきゅ~とモーラット号から脱出していく
それを収容する味方の戦艦スーパーモーラット号
スーパーモーラット号の艦長、モラ提督の指揮のもと
オペレーターモラは機動部隊と救命艇を誘導し
衛生兵モラは負傷者の手当てをし
整備兵モラは機動部隊の機体の修理と補給にかかり
砲手モラは艦砲射撃で脱出の支援をする
さすがは厳しい訓練と選考を通り抜けたモーラットたちが乗り込んでいるスーパーモーラット号である
その働きには一部の隙も無い

そして最前線では、完全に動きを止めたモーラット号にスーパーテツオが迫る
スーパーモーラット号に収容された乗組員たちの目の前でモーラット号が叩き潰されてしまう
誰もがそう思った瞬間だった

【きゅぴーーんっ!!】

モーラット号の瞳に炎が宿り、なんとテツオの腹部に体当たりを仕掛けたのだ
モーラット号の艦長室、その奥にある集中コントロールルームには雪姫艦長の姿があった
(※説明しよう。モーラット号は通常何人もの乗組員の手で動いているが、いざという時には艦長一人で運用する事も出来るんだ。ただし、対艦戦闘以外のほとんどの事は出来なくなってしまうから注意が必要だよ。ちなみにこの状態をファイナルフォームと呼んで目に炎が宿りモーラットのやる気が120%になるんだ。まさに最後の手段って事だね。)

雪姫艦長「艦長は・・・・・艦と運命を共にしなければいけませんから、ね・・・。」

しかし、他のゴーストを食らってパワーアップしたスーパーテツオ相手では
ファイナルフォームのモーラット号ですら太刀打ちできない
どんどんボロボロになっていくモーラット号
しかし、操縦している雪姫艦長は微笑を崩さずに

雪姫艦長「モーラット号・・・・・今までありがとう・・・・」
モーラット「なァに、礼を言うのは俺の方さ・・・・・アンタと組むのはなかなか楽しかったぜ」
雪姫艦長「本当に・・・・ありがとう・・・・・・・・・最後の一撃、行きましょう」
モーラット「あァ、しっかりキメろよ?」

プラスチックの蓋に封された赤いボタン目掛けて拳を振り下ろす雪姫艦長

雪姫艦長「モーラット号、ファイナルプログラム・・・・・・・・・ドライブッ!!!」

モニターには【PROGRAM PACHIPACHI DRIVE】と表示され、モーラット号の全身が金色に光り

『もっきゅぅぅぅぅん!!!!!!!』

凄まじい火花がテツオを襲う。
その火花の勢いはどんどん増していって・・・・・そしてついに・・・・・・・

『ちゅ・・・・・どぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!』

モーラット号はテツオ諸共に爆発四散したのであった

乗組員D「そ、そんな・・・・・・艦長・・・・・・・」
乗組員E「な・・・なんで・・・・・なんでだよぉっ!!!!」
機動部隊員「嘘だ・・・・・こんなの嘘だっ、俺は認めない!今すぐ艦長を探しに行く!!」
衛生兵モラ「もきゅーもきゅきゅー!!」
機動部隊員「は、放せ、頼む、放してくれ・・・・・・行かせてくれーっ!!」


雪姫艦長とモーラット号の命と引き替えに地球は守られた
しかし、あのテツオ軍団が最後の侵略者とは限らない
いつの日か第二第三の侵略者が襲いくるだろう
能力者たちよ、その日まで悲しみを乗り越え戦いつづけるのだ!!

~~END~~


雪姫「何ですか、これ・・・・・?」
背後「だから、昨夜見た夢だって」
雪姫「ホントにこんなの見たんですか?」
背後「2割くらいおもしろおかしく誇張したけど、おおむねこんな感じ」
雪姫「なんというか・・・・・・呆れて物も言えません・・・・」
背後「ご意見、ご感想などはご覧の宛先まd」
雪姫「宛先なんて出ていませんよ」
背後「・・・・・・・・・・雪姫までどうぞ・・・・」

雪姫「ちなみに、モラ系以外の登場人物の皆さんはシルバーレインで実際にお会いした方々ばかりだったそうです。ここまで珍妙なお話に名前を出すのはどうか・・・・と思い悩み、結局私以外の皆さんのお名前は伏せさせて頂きました。」
背後「いやホント・・・・・珍妙な話でした。ちなみに私(背後)はナレーションやってました。」

二人「それでは皆様、良い夢を・・・・。(一礼」
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