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書いて頂くのはもちろんイベシナの浴衣姿です。
今から完成が待ち遠しいですね。
背後さんがだらだらと書いていた例の文章ですが、どうにか形になったようです。
ご協力いただいたお二人には心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ありったけの魔力を立て続けに連続して撃ち込み続ける。
全て使い果たしても構わないとばかりに、ありったけの力をここに注ぎ込む。
兜に亀裂が入り、鎧は破片を飛び散らし、怨嗟の声が響き渡る。
全てを使い果たした時、武将の乗馬は完全に消滅し武将自身もボロボロになって動きを止めた。
次の瞬間、雪姫は袈裟懸けに深々と斬り裂かれていた。
「フ・・・・フフフ・・・・・フハハハハハハァ!!耐エ切ッタゾ!!我ノ勝チダッ!!」
「・・・・・。」
「危ウイ所ダッタガ・・・娘・・・貴様ノ負ケダ。」
「・・・・・ふふ・・。」
「・・・・・?」
盛大に血を吹き出し仰向けに大地へ倒れながらも雪姫の笑みは崩れなかった。
「分からないのならもう一度言っておいてあげましょう・・・私の、勝ちですよ。」
「何ヲ言ウカト思エバ・・・ナラバ貴様ノ首ヲ落トシテ・・・ソノヨウナ戯言ヲ言エナクシテヤロウ。」
「ふふ・・・そんな余裕はありませんよ・・・。」
「黙レェェ『やめろ…!!お前の相手は俺だ…!』ナニィ!?グッ・・・・ガァァァァァ!!!」
不意に飛び出してきた人影・・・永倉エイゼンが叩きつけた連珠が武将を打ち据える。
必死の想いが宿った連なる珠が立て続けに衝撃を撃ち込み、異形の鎧に身を包んだ地縛霊は無様にも大地へと叩き付けられた。
「新手・・・ダト?」
「だから・・・言ったでしょう?『私の勝ちです』と・・・。」
「貴様・・・最初カラ『コレ』ヲ狙ッテ!?」
「ええ・・・私は時間を稼げれば良かったんです。彼らが辿り付くまで・・・貴方が一般人を襲えなければ・・・
それで充分だったんですよ・・・。」
「雪姫先輩、あまり喋らない方が良いです。」
大量の出血に笑顔が青ざめてきた雪姫を制する少女、神楽坂燈子が傷口へかざした手は癒しの淡い輝きを帯び傷口を塞いでいく。
彼女が新たに得た土蜘蛛の巫女の力は癒しに長ける。
燈子が来た以上、雪姫の命が失われる事は万に一つも無いだろう。
「オ・・・ノ・・・レェェェェ!!」
エイゼンが、燈子が、【夕陽に舞う鴉】の面々が陣形を整え古の亡霊に立ち向かう。
木の根元に寄りかかり、その背を見つめる雪姫はどこまでも穏やかな笑みを浮かべ深い眠りの闇へと落ちていった。
もう大丈夫・・・
明日はきっと楽しい縁日が開かれる・・・
それは大いに盛り上がる事だろう・・・
彼らの・・・『私』が誰より信頼する仲間達のおかげで・・・
・・・ありがとう・・・
背後「というわけで一応の最終回?一区切り?です。」
雪姫「【夕陽に舞う鴉】vs【武将の亡霊】などは書かないんですか?」
背後「それ書こうとしたら偽シナになっちゃうからね。」
雪姫「やっちゃえば良いじゃないですか。」
背後「サラっと言わないで下さい、私の文章力じゃ無理デス(ガクガクブルブル」
雪姫「結局、この後はどうなったんですか?」
背後「ゴーストは皆さんが倒してくれて、翌日は皆で縁日にでも行ったんじゃないかな。」
雪姫「めでたしめでたし、ですね。」
背後「さて、それではスペシャルサンクスだ。」
雪姫「ご協力頂いた永倉さん、神楽坂さん、本当にありがとうございました。」
背後「相談に乗ってくれた友人にも感謝を。」
二人「そして読んで下さった全ての皆様に・・・・ありがとうございました。」
雪姫「それで・・・次回作はいつ頃に?」
背後「やらないよっ!というか、やれないよっ!!」